中小企業の社員育成と組織づくりを支援~ファクター・コンサルティング(幸本陽平事務所)

ビジネスや社員育成に役立つ情報をお届けします。原則火・金曜更新

身近なビジネス話題

「得をする」よりも「損をしない」ことを優先すべき理由

サンドイッチチェーンの「サブウェイ」がアメリカでも日本でも閉店数を増やすなど苦境だ、というニュースを最近見ました。 forbesjapan.com president.jp (正直なところ、記事内の日本の閉店理由については本当にそう?と首をかしげる箇所もあるのですが...…

値段の付け方、常識や慣例を見直してみましょう

先日、あるコーヒー豆のお店を訪れました。 そのお店は生豆をその場で好みの度合いで焙煎してくれます。 変わっているのがその売り方です。 透明プラスチックのカップに生豆が入っていて、どれも一律「千円」なのです。 たとえば100g500円の豆だったらカップ…

無いものは、無い

「画期的なアイデアに実は新しいものはない。すべては既存のアイデアの組み合わせだ」 このように言われることがあります。 人は0→1のように画期的なアイデアを生み出すことを期待します。 しかし現実には難しいものです。 それはなぜかというと、私がよく言…

商談で競合を使っていると言われたら「○○」と返答しましょう

先日、私はある家電メーカーD社のショールームに行きました。 そこで掃除機を試させてもらい、販売員の方と掃除機の性能などについて雑談していました。 私が競合のE社製品を使っていることやここが違いますね~などと話していると、販売員がこんなことをポ…

あなたの商品をニュースにしてもらうコツ ~ テレビ全局がニュースにした事例から

※GW前後は更新をお休みしていました。ブログを再開します。 今回は、マスコミやメディアの取材を受けやすくなる「ちょっとしたコツ」をお話しします。 昨日の夕方は自宅にいたのでテレビを見ていました。 すると民放のニュースが4局ともほぼ同時に同じニュー…

「腑に落ちない」ことこそやるべき理由

こちらの本に、印象深いことが書いてありました。 御社営業部の「病気」治します (日経プレミアシリーズ) 作者: 藤本篤志 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/11/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 132ページ以下の内容で…

部下指導は「復唱」と「問いかけ」をする

前回は「部下指導は『解決』しようとしてはいけない」ことをご紹介しました。 yoheikomoto.hatenablog.com 部下の悩みや相談を「解決」することは良いことのように思えます。 しかし実際には 1)部下はその解決策に反論できない 2)部下が自分で解決しなくな…

部下指導は「解決」しようとしてはいけない

※以下は、お取引先の情報保護のため、昨年の私の体験を少々デフォルメしています。 「幸本先生、部下指導って難しいですね...」 指導先で新任の男性係長にそんなことを言われました。 部下を持つようになったものの、過剰に気を使ってしまい、うまく指示や指…

わかりやすい話をする人は最初に○○○を話す

わかりやすい話し方・書き方といった「伝え方」の研修をしばしば実施します。 そこで次のようなお題を出すことがあります。 「入社初日の新入社員に、あなたの仕事をわかりやすく説明してください。」 そうするとみなさん、私の仕事はこんな内容で、こんなこ…

あなたの会社やあなたの言動に「一貫性」はありますか

先日、友人からこんな話を聞きました。 「この前カイロプラクティックに行って、腕はすごくよかったんだ。だけどカイロプラクティックはアメリカでは医療として認められているって言っているわりに、インチキくさい健康食品が棚にずらっと並んでいて。特に売…

成果を出したいときは「行動」に焦点を当てる

「今期の売上が目標に届かない...」 「従業員にやる気がない...」 そんな状況は誰でも辛いものです。 そして打開しようといろいろなことを考えます。 とはいえもちろんそれが毎回うまくいくわけではありません。 商売には「自分でどうにかできる要素」と「自…

形容詞を使わずに指示や説明ができますか

ある新聞記者の方のお話を聞いたとき、こんなことをおっしゃっていました。 「私たちは上司から『形容詞を使わずに記事を書け』と厳しく指導されます」 ※この場合、「形容詞」は厳密な用語としてではなく、何かを修飾するための言葉、くらいの意味でとらえて…

比較する対象によって印象は変る

このような文章を目にしました。 「その喫茶店の店主はじっくり時間をかけてコーヒーを抽出した。 そして差し出されたコーヒーはわずか指3本分だった。」 さて、あなたの指を実際に見てください。 指3本分、というのはどれくらいの量でしょうか? スターバッ…

つっこまれる余地を残しておきましょう

私は今年で39歳です。 コンサルタント・研修講師としては若い部類です。 一般にこういった職業は、年齢や経験がものを言うのが一般的です。 そのため、若いということは弱点であるとみなされがちです。 しかし反対にメリットもあります。 それは、「お客様か…

営業は「説明」してはいけない

先日、ある店頭で商品のメガネを見ていたときのこと。 私が店頭を見始めると、店員さんが話しかけてきました。 「お客様、このフレームは~で、通常○万円が当店だと○万円なんですよ。他にもブランド○○は○○円、ブランド××は××円、そしてこちらは…」 こんな体…

商品よりも「売る場所」を変えてみよう

”日本一の長さが体験できるフード&スイーツ専門店が原宿にオープン”というタイトルのニュース記事がありました。 www.fashionsnap.com これを見た、ある台湾の人の一言。 「台湾だったらそこらの夜市で売っているものばかり。原宿だとおしゃれフードになる…

わかりやすいフレーズに要注意

最近、「働き方改革」というフレーズをよく見聞きします。 ではどのようなものか?と中身を見ると使う企業や団体によってバラバラです。 せいぜい「残業を減らそう」「休日出勤をやめよう」といったことを「働き方改革」と言い換えているだけ。 これが「一日…

プレゼンはプレゼント

研修でプレゼンテーションを指導することがよくあります。 プレゼンテーションの研修で見られる一番の誤解は、プレゼンテーションを「うまく話すこと」だと思っていること。 プレゼンテーションも手段と目的から考えてみましょう。 プレゼンテーションの目的…

数字に強い人は○○を見る

次のクイズを考えてください。 「あるコンサルタントが企業に『5億円の利益が増加する計画』を持ち込んだ。その計画は完璧かつ簡単で、確実に成果が出るであろうものだった。しかしその企業はその提案を断った。なぜ?」 いかがでしょうか。 そのコンサルタ…

「他に取って代わられない商品」になるには

www.nikkei.com 出版市場の縮小は13年連続だそうです。 出版科学研究所は25日、2017年の出版市場が前年比7%減の1兆3701億円だったと発表した。 これまでは堅調だった漫画の単行本すら大きく減少し始めました。 最後の砦(とりで)の漫画単行本(コミック…

給料アップと従業員のやる気の関係とは

「幸本さん、従業員のやる気を高めるためには給与やボーナスを上げるべきなのでしょうか」 「先日、臨時ボーナスを出したのですが社員がさほど喜んでいるように見えないんです。どうしてでしょうか」 賃金に関するご相談はとても多く寄せられます。 給与の制…

手段と目的を混同しない

私はビジネス研修を提供しています。 研修の目的は様々ですが、 「社員が成長すること」「それによって所属企業にメリットをもたらすこと」 などが挙げられます。 「研修を受講し、理解すること」自体は手段であって、目的ではありません。 しかし、人はつい…

そのツルハシ、本当に金を掘れますか

「ブログで集客!」などと言われたら「そうか、やってみようかな」などと思う方もいると思います。 しかし、それで儲かるのはそのセミナーを行う講師だけ...という笑えない話もあります。 「ゴールドラッシュで儲かったのは金を掘った人ではなく、ツルハシを…

無意識の専門用語に気をつけよう

私が化粧品ブランドの会員組織(メンバーズカードとかを作ってポイントがたまるアレです)の運営を担当していたときのことです。 年に一回、「リクルーティングキャンペーン」という、お客様に入会を促して入会者数を増やすキャンペーンを行っていました。 …

減らすカイゼンより増やすカイゼンを

ある研修で 「ご自身や部署のカイゼン策を考えてみてください」 という課題を行ったときのことです。 そこで提案されたカイゼン策の9割以上は「削減策」でした。 たとえば、 ・4人でやっていた業務を3人でやる。 ・3日かかっていた業務を2日で行う。 ・100万…

何かを否定したくなったときこそ自分自身を見つめ直す

人間、年齢を重ねると、どうしても頭が固くなります。 そして「自分の常識とは異なるもの」を否定したくなります。 たとえば「Youtuberが小学生のなりたい職業に!」などというニュースを見ると 「Youtubeに動画をアップしてるだけでしょ、バカバカしい。憧…

過ぎたるは及ばざるが如し ~ 資料は少ないほどよい

研修やコンサルティング、プロジェクトを行っていると、気付くことがあります。 それは多くの人が 「自分のアウトプット(提出物)の分量が多ければ多いほどよい」 と考えているのではないか、ということです。 特に「報告書」や「提案資料」などでそれを強…

人は損をしたくない

こんなクジがあるとします。 1)100%の確率で必ず90万円がもらえる。 2)90%の確率で100万円がもらえる。10%の確率でハズレ、つまり1円ももらえない。 さて、あなたはどちらを選ぶでしょうか。 このようなクジでは、ほとんどの人が1)を選ぶと言われています…

微糖コーヒーはなぜ甘いのか

もしもダイエット食品に「太っているあなたへ」と書いてあったらどうでしょうか? 確かにダイエット食品を手に取る人は、太っている可能性が高いでしょう。 しかし、こんなことが書いてあったらムッとしますよね。 だからこそ「いきいきとした健康的な生活を…

プレゼンテーションのよくある誤解

「う~ん、何でそんな風にしてしまうのだろう??」 私が研修などで受講生や社員のプレゼンテーションを受けるとき、よく感じることです。