欠けている部分に気を取られていませんか
あなたが上の画像を見て、どこに目が行きますか?
おそらく右の欠けた部分ではないでしょうか。
「ドーナツが(本来の8割以上は)ある」
ことよりも、
「ドーナツが欠けている」
ことの方に意識が行くはずです。
このように人間は、どうしても欠けているもの・足りないものに目が行きがちです。
そのため「8割できている」部下に対して、そこを褒めずに「2割できていない」部分を指摘、注意してしまいます。
しかしそれよりも大事なのは「8割できている」ことの方ではないでしょうか。
だからそのようなときは
「あなたの(2割の)ここがダメだ」
ではなく、
「あなたの(8割の)ここが素晴らしい。残りの2割を伸ばせばさらにもっと良くなる」
という指導をすべきです。
つい「欠けている部分」「足りない部分」を指摘したくなりますが、それよりもまず「できている部分」を褒めるところから始めましょう。