中小企業の社員育成と組織づくりを支援~ファクター・コンサルティング(幸本陽平事務所)

ビジネスや社員育成に役立つ情報をお届けします。原則火・金曜更新

社員育成

伝聞形式で信頼性を高める

前回の自慢よりも自虐で書いたように、自分で自分のことをすごいぞ!とアピールする人や企業は信用できないものです。 yoheikomoto.hatenablog.com では、どうするか?というと「第三者に言ってもらう」のです。 例えば部下や社員をほめるときも、直接「頑張…

無いものは、無い

「画期的なアイデアに実は新しいものはない。すべては既存のアイデアの組み合わせだ」 このように言われることがあります。 人は0→1のように画期的なアイデアを生み出すことを期待します。 しかし現実には難しいものです。 それはなぜかというと、私がよく言…

商談で競合を使っていると言われたら「○○」と返答しましょう

先日、私はある家電メーカーD社のショールームに行きました。 そこで掃除機を試させてもらい、販売員の方と掃除機の性能などについて雑談していました。 私が競合のE社製品を使っていることやここが違いますね~などと話していると、販売員がこんなことをポ…

社員はあなたの発言を過剰に受け取ります

私は「これは失敗だったな」と反省していることがあります。 ※以下の情報は社名等がわからないように多少脚色してあります。 私の経験を活かし、化粧品会社のコンサルティングをしていたときのことです。 その化粧品はいわゆる「カウンセリング化粧品」です…

「腑に落ちない」ことこそやるべき理由

こちらの本に、印象深いことが書いてありました。 御社営業部の「病気」治します (日経プレミアシリーズ) 作者: 藤本篤志 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/11/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 132ページ以下の内容で…

部下指導は「復唱」と「問いかけ」をする

前回は「部下指導は『解決』しようとしてはいけない」ことをご紹介しました。 yoheikomoto.hatenablog.com 部下の悩みや相談を「解決」することは良いことのように思えます。 しかし実際には 1)部下はその解決策に反論できない 2)部下が自分で解決しなくな…

部下指導は「解決」しようとしてはいけない

※以下は、お取引先の情報保護のため、昨年の私の体験を少々デフォルメしています。 「幸本先生、部下指導って難しいですね...」 指導先で新任の男性係長にそんなことを言われました。 部下を持つようになったものの、過剰に気を使ってしまい、うまく指示や指…

社員があなたに「ダメ出し」する雰囲気がありますか

以前、私はエントリで 「私はコンサルタントとしては若く、これは普通に考えると弱みである。 しかし反対に『お客様からダメ出しされやすい』ことは強みだ」 と書きました。 yoheikomoto.hatenablog.com これを経営者であるあなたに置き換えて考えるとどうで…

「部下の個性にあった指導」をするべきか

「幸本さん、部下の指導について相談したいのですが。部下指導で一番大切なのは、その部下の考えや性格に合った指導をすることですよね?」 顧問先の企業や研修の休み時間などで、よくこのような質問を受けます。 「人はそれぞれ考え方や個性が違うのだから…

成果を出したいときは「行動」に焦点を当てる

「今期の売上が目標に届かない...」 「従業員にやる気がない...」 そんな状況は誰でも辛いものです。 そして打開しようといろいろなことを考えます。 とはいえもちろんそれが毎回うまくいくわけではありません。 商売には「自分でどうにかできる要素」と「自…

形容詞を使わずに指示や説明ができますか

ある新聞記者の方のお話を聞いたとき、こんなことをおっしゃっていました。 「私たちは上司から『形容詞を使わずに記事を書け』と厳しく指導されます」 ※この場合、「形容詞」は厳密な用語としてではなく、何かを修飾するための言葉、くらいの意味でとらえて…

社員の育成・昇進は「階段」か「はしご」か

あなたの会社では社員をどのように育成・昇進させていますか。 日本語では「出世の階段」などという表現をします。 一方、英語ではmove up the ladder、つまり「はしごを登る」と表現します。 階段とはしご、このあたりに日本語文化圏と英語文化圏、特に日本…

問題の原因を「気持ち」にしてはならない

少し前に、テレビのバラエティ番組で、タレントが黒塗りメイクをしたことに対して「黒人差別ではないか」という声がありました。 私はそうした分野の専門家ではありませんし、この件に関してどのような考えが正しいといったことを論評する気もありません。 …

プレゼンはプレゼント

研修でプレゼンテーションを指導することがよくあります。 プレゼンテーションの研修で見られる一番の誤解は、プレゼンテーションを「うまく話すこと」だと思っていること。 プレゼンテーションも手段と目的から考えてみましょう。 プレゼンテーションの目的…

給料アップと従業員のやる気の関係とは

「幸本さん、従業員のやる気を高めるためには給与やボーナスを上げるべきなのでしょうか」 「先日、臨時ボーナスを出したのですが社員がさほど喜んでいるように見えないんです。どうしてでしょうか」 賃金に関するご相談はとても多く寄せられます。 給与の制…

欠けている部分に気を取られていませんか

(上記画像はAmazonより引用) あなたが上の画像を見て、どこに目が行きますか? おそらく右の欠けた部分ではないでしょうか。 「ドーナツが(本来の8割以上は)ある」 ことよりも、 「ドーナツが欠けている」 ことの方に意識が行くはずです。 このように人…

手段と目的を混同しない

私はビジネス研修を提供しています。 研修の目的は様々ですが、 「社員が成長すること」「それによって所属企業にメリットをもたらすこと」 などが挙げられます。 「研修を受講し、理解すること」自体は手段であって、目的ではありません。 しかし、人はつい…

「質問」が「詰問」になっていませんか

ある年下のコンサルタントから、こんな相談を受けました。 「取引先の社長に、コンサルを開始するに当たってヒアリングを行ったんです。初回なので、現状について詳しく聞こうとしました。すると徐々に表情が険しくなっていったのです。最後は不機嫌になって…

物事には必ず良い面と悪い面の両方がある

私は以前、化粧品の仕事をしていました。 それもあり、ある雑誌の化粧品レビューを読んでいました。 その雑誌は、広告を入れず、本音で評価していることで評判の雑誌です。 化粧品の評価について、このような表現がたくさんありました。 「この商品はNG成分…

黙っている人をどうフォローするか

人は、つい自分自身を中心に物事を考えてしまいがちです。 経営者の方は、「経営者の自分」を基準としてものごとを考える傾向があります。 たいてい経営者の方は、自分で考え、自分で決断し、自分で行動する...それが「普通」だと考えます。 (もちろん、そ…

「今」だけではなく「その先」を見ていますか

テレビを見ていたら、ある科学分野の研究者がこんなことを言っていました。 「私が今見ているのは、生物の数億年の歴史からすればごく一部。 だから、私の研究の成果をきちんと後世につないで残していきたい」 普通の研究者だったら、自分がすごい発見をして…