EAT & BITE

食べたもの、作った料理を掲載します。(株)東風社 代表取締役社長 幸本陽平です。

ブログ開設のお知らせ

食べたもの、作った料理などを紹介します。

ブログを移転しました

ブログを移転しました http://www.tofusha.co.jp/blog/ ブログ | 株式会社東風社

意識することで情報は集まる

私の車が間もなく車検を迎えます。 その次の車検の前には売って、別の車に買い換えようかな?と漠然と考えています。 そうなると、無意識に街中の車に目が行きます。へぇ、この車種は知らなかったけど意外といいな。この車、意外と後部座席は狭いな。といっ…

やなせたかし展を見て~すべては表裏一体

先日、美術館でやなせたかし展を見てきました。 ご存知、アンパンマンの作者です。 氏のアンパンマンは、当初は顔を食べさせるなんて気持ち悪い、グロテスクだ、と批判の声が多かったと言われます。 特に初期は、顔を食べさせて人を救うことが中心のストーリ…

印象を残すにはわかりやすいたとえと数字を入れる

先日、メンタリストのDaiGo氏がテレビに出ていました。 その発言を聞いて、「さすが、わかりやすく伝えるのがうまいな」と思ってしまいました。 それは、彼が女性にフラれたという話題で、でもメンタリストなら相手の気持ちがわかるのでは?と質問され、こん…

売る商品よりも、売る相手

先日、こんなニュースがありました。 www3.nhk.or.jp ・3年間に5億円以上の売り上げ ・3億3000万円の所得を隠し、1億3200万円余りを脱税した 1年間に売上1.5億円以上、ということは月に1,000万円をラクに超える売上だったはずで、かなりの数字ですね。 …

伝わる話のカギは具体性

※夏休みおよび執筆活動などで約1ヶ月半ブログをお休みしていました。再開します。 突然ですが、以下の二つの文章のどちらがあなたに「伝わる」文章でしょうか? A.「ああ、中華料理が食べたいなあ」 B.「ああ、駅前の幸本亭のエビチリが食べたいなあ」 もち…

それはお客様が本当に望んでいますか

先日、仕事の合間の休憩時間に、ネットカフェA店に入りました。(漫画喫茶などいろいろお店の名称はありますが、ネットカフェに統一します。) そのA店は初めて入ったお店でした。 店内は大量のマンガで圧迫され、客同士ですれ違うのもやっとでした。 ドリン…

伝聞形式で信頼性を高める

前回の自慢よりも自虐で書いたように、自分で自分のことをすごいぞ!とアピールする人や企業は信用できないものです。 yoheikomoto.hatenablog.com では、どうするか?というと「第三者に言ってもらう」のです。 例えば部下や社員をほめるときも、直接「頑張…

自慢よりも自虐

あなたがエアコンを買いに行ったとします。 店員A「このエアコンがベストです、これ以外考えられません」 店員B「立ち上がりの時間はかかるのですが、省エネ機能がすごいので電気代は安くなりますよ」 どちらをより信頼できそうでしょうか? なんとなく店員B…

あなたの商品の○○を探してみましょう

「この商品の良さを一生懸命アピールしているけど、売れないんです」 研修でもコンサルティングでも、このような相談をよく受けます。 ではその商品の良さって何ですか?と聞いてみると、企業側の人が一方的に思っている「良さ」だったりします。 「買うこち…

「得をする」よりも「損をしない」ことを優先すべき理由

サンドイッチチェーンの「サブウェイ」がアメリカでも日本でも閉店数を増やすなど苦境だ、というニュースを最近見ました。 forbesjapan.com president.jp (正直なところ、記事内の日本の閉店理由については本当にそう?と首をかしげる箇所もあるのですが...…

値段の付け方、常識や慣例を見直してみましょう

先日、あるコーヒー豆のお店を訪れました。 そのお店は生豆をその場で好みの度合いで焙煎してくれます。 変わっているのがその売り方です。 透明プラスチックのカップに生豆が入っていて、どれも一律「千円」なのです。 たとえば100g500円の豆だったらカップ…

無いものは、無い

「画期的なアイデアに実は新しいものはない。すべては既存のアイデアの組み合わせだ」 このように言われることがあります。 人は0→1のように画期的なアイデアを生み出すことを期待します。 しかし現実には難しいものです。 それはなぜかというと、私がよく言…

商談で競合を使っていると言われたら「○○」と返答しましょう

先日、私はある家電メーカーD社のショールームに行きました。 そこで掃除機を試させてもらい、販売員の方と掃除機の性能などについて雑談していました。 私が競合のE社製品を使っていることやここが違いますね~などと話していると、販売員がこんなことをポ…

あなたの商品をニュースにしてもらうコツ ~ テレビ全局がニュースにした事例から

※GW前後は更新をお休みしていました。ブログを再開します。 今回は、マスコミやメディアの取材を受けやすくなる「ちょっとしたコツ」をお話しします。 昨日の夕方は自宅にいたのでテレビを見ていました。 すると民放のニュースが4局ともほぼ同時に同じニュー…

社員はあなたの発言を過剰に受け取ります

私は「これは失敗だったな」と反省していることがあります。 ※以下の情報は社名等がわからないように多少脚色してあります。 私の経験を活かし、化粧品会社のコンサルティングをしていたときのことです。 その化粧品はいわゆる「カウンセリング化粧品」です…

「腑に落ちない」ことこそやるべき理由

こちらの本に、印象深いことが書いてありました。 御社営業部の「病気」治します (日経プレミアシリーズ) 作者: 藤本篤志 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/11/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 132ページ以下の内容で…

部下指導は「復唱」と「問いかけ」をする

前回は「部下指導は『解決』しようとしてはいけない」ことをご紹介しました。 yoheikomoto.hatenablog.com 部下の悩みや相談を「解決」することは良いことのように思えます。 しかし実際には 1)部下はその解決策に反論できない 2)部下が自分で解決しなくな…

部下指導は「解決」しようとしてはいけない

※以下は、お取引先の情報保護のため、昨年の私の体験を少々デフォルメしています。 「幸本先生、部下指導って難しいですね...」 指導先で新任の男性係長にそんなことを言われました。 部下を持つようになったものの、過剰に気を使ってしまい、うまく指示や指…

わかりやすい話をする人は最初に○○○を話す

わかりやすい話し方・書き方といった「伝え方」の研修をしばしば実施します。 そこで次のようなお題を出すことがあります。 「入社初日の新入社員に、あなたの仕事をわかりやすく説明してください。」 そうするとみなさん、私の仕事はこんな内容で、こんなこ…

あなたの会社やあなたの言動に「一貫性」はありますか

先日、友人からこんな話を聞きました。 「この前カイロプラクティックに行って、腕はすごくよかったんだ。だけどカイロプラクティックはアメリカでは医療として認められているって言っているわりに、インチキくさい健康食品が棚にずらっと並んでいて。特に売…

社員があなたに「ダメ出し」する雰囲気がありますか

以前、私はエントリで 「私はコンサルタントとしては若く、これは普通に考えると弱みである。 しかし反対に『お客様からダメ出しされやすい』ことは強みだ」 と書きました。 yoheikomoto.hatenablog.com これを経営者であるあなたに置き換えて考えるとどうで…

「部下の個性にあった指導」をするべきか

「幸本さん、部下の指導について相談したいのですが。部下指導で一番大切なのは、その部下の考えや性格に合った指導をすることですよね?」 顧問先の企業や研修の休み時間などで、よくこのような質問を受けます。 「人はそれぞれ考え方や個性が違うのだから…

成果を出したいときは「行動」に焦点を当てる

「今期の売上が目標に届かない...」 「従業員にやる気がない...」 そんな状況は誰でも辛いものです。 そして打開しようといろいろなことを考えます。 とはいえもちろんそれが毎回うまくいくわけではありません。 商売には「自分でどうにかできる要素」と「自…

形容詞を使わずに指示や説明ができますか

ある新聞記者の方のお話を聞いたとき、こんなことをおっしゃっていました。 「私たちは上司から『形容詞を使わずに記事を書け』と厳しく指導されます」 ※この場合、「形容詞」は厳密な用語としてではなく、何かを修飾するための言葉、くらいの意味でとらえて…

比較する対象によって印象は変る

このような文章を目にしました。 「その喫茶店の店主はじっくり時間をかけてコーヒーを抽出した。 そして差し出されたコーヒーはわずか指3本分だった。」 さて、あなたの指を実際に見てください。 指3本分、というのはどれくらいの量でしょうか? スターバッ…

つっこまれる余地を残しておきましょう

私は今年で39歳です。 コンサルタント・研修講師としては若い部類です。 一般にこういった職業は、年齢や経験がものを言うのが一般的です。 そのため、若いということは弱点であるとみなされがちです。 しかし反対にメリットもあります。 それは、「お客様か…

素人のお客様にきちんと「良さの裏付け」を提供しよう

先日、いつもの美容院よりもちょっと値段の高い美容院に行きました。 特に不満はなかったのですが、逆に満足もありませんでした。 髪の仕上がりも普通ですし、ここが良い!というところもなく、これだったらいつもの美容院で十分なのでは...と感じました。 …

営業は「説明」してはいけない

先日、ある店頭で商品のメガネを見ていたときのこと。 私が店頭を見始めると、店員さんが話しかけてきました。 「お客様、このフレームは~で、通常○万円が当店だと○万円なんですよ。他にもブランド○○は○○円、ブランド××は××円、そしてこちらは…」 こんな体…